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米国株のインデックスって何でしたっけ

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米国株のインデックスって何でしたっけ

バフェットはろう(@buffett_hello)です。

投資信託を購入する際に、米国のインデックスファンドを選ぶと良いですよとアドバイスしていますが、どれを選んだら良いか分からない投資初心者も多いようです。今回は、それぞれのインデックス(指数)について共有していきます。

 

 

 

ダウ平均株価

「ダウ平均株価」は、「NY(ニューヨーク)ダウ」とも言われ、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が、米国を代表する銘柄を複数選んでその平均株価から算出した指数です。そのうち「ダウ工業株30種平均株価」が最もよく使われ、選ばれている銘柄として、United Health Group、Goldman Sachs、Home Depot、Microsoft、Salesforce.com、McDonald'sなどが含まれます。これらの構成銘柄は、企業の評判、成長持続性、投資家の関心度などの視点で選ばれ、数年に一度、銘柄が入れ替わります。誕生してから約120年の歴史があり、幾度も大きな下落をしましたが、米国の経済回復にともなって復活し、長期にわたって成長を遂げています。日本でも同様の指数として、「日経平均株価(または日経225)」として算出しています。米国株のうち、各分野の厳選された銘柄にのみ投資したい初心者は、この指数に連動するインデックスファンドを購入すれば良いと思います。

 

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ナスダック指数

「ナスダック総合指数」とは、ナスダックに上場している3000社以上ある全銘柄の時価総額を加重平均して算出している指数です。1971年2月5日の終値から算出した時価総額を100として、その倍数で指数化しています。したがって、単位はドルではなくポイントとなります。日本での同様の指数としては、「TOPIX(トピックス)」があります。

GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)など日本でもおなじみのハイテク企業や、TESLA、TSMC、NVIDIAなどのIT関連企業やベンチャー企業が多く含まれます。これらハイテク企業の業績や経済の変動によってこの指数は大きく変動します。変動リスクはありますが、これらハイテク企業の成長に期待して投資したい初心者は、「ナスダック総合指数」や「ナスダック100」を指数とするインデックスファンドを選ぶのが良いと思います。

 

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S&P500

「S&P500」とは、スタンダード&プアーズ社(現在はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社)が、米国を代表する500銘柄を選んで、その時価総額を加重平均して指数化した株価指数です。米国株式市場の時価総額の約80%を網羅しているため、米国株全体に投資しているのとほぼ同じと言えます。分散効果が高いため個々の企業業績などに左右されず、米国株全体の動向に注目して投資したい初心者は、この指数に連動したインデックスファンドを選ぶのが良いと思います。

 

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米国株で分散投資

投資リスクを少なくするには分散投資が重要ですが、個別の米国株に分散して投資するには大きな資金が必要になります。しかし、米国株価に連動するインデックスファンドを購入すれば、少ない資金で米国株全体に分散投資できます。iDeCoやつみたてNISAなどでインデックスファンドを選ぶ際の参考になればと思います。

 

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