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危機に強いポートフォリオをつくり暴落に備える

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危機に強いポートフォリオをつくり暴落に備える

バフェットはろうです。

株価の上昇が止まらない。こういうときこそ次の暴落を警戒しなくてなりません。そんな暴落に強いポートフォリオを構築しておくことが急務です。今回は、危機に強いポートフォリオをつくり資産を守る方法を共有していきます。

 

 

 

危機に強いポートフォリオ

株式・社債・不動産

株式や社債、不動産などを、自分の資産の40〜60%程度持つことがおすすめです。日本国内だけでなく、他の先進国や発展途上国、円建てだけでなくドルや他の通貨建てなどに分散しているとベターで、特に経済が成長しているときに、資産が増えるとされています。それぞれの特徴を共有します。

株式」とは、投資家が企業に出資し、出資した資金はその企業の資本となります。出資してもらった企業は、株主となった投資家に対して、株主優待や配当金、自社株買いなどさまざまな株主還元策を行なっています。企業の資本となるわけですから、出資金の返済義務は生じることがないため、株価が暴落して株券が紙くず同然になる可能性もあり、元本保証はありません。

社債」とは、企業が資金調達するために発行する「債券」のことです。債券は資金を借入するために発行するもので、簡単に説明すると「お金を借りたことを証明する証書」となります。社債を購入することで、企業に資金を貸し付け、社債を保有している間は利息を受け取ることができ、満期日になると額面金額が償還される、つまり元本保証されますということです。基本的には、満期日まで保有していれば元本割れのリスクは少ない金融商品となっています。保有する以外に売却することもできますが、この場合は元本割れのリスクもあるのでご注意を。

不動産」は、皆さんご存知の通り、土地や建物のことです。不動産を売買してその差益で儲けたり、人や企業に貸して収益を得たりして、不労所得を得ていきます。ただ、売買金額は高額ですので、なかなか手が出ないことも多いかと。そこで、比較的少額でも取引できるのが、「REIT(リート)」です。「Real Estate Investment Trust」の頭文字をとったもので、不動産投資信託のこと。REITは市場で売買でき、投資家から資金を集め、信託会社が不動産を購入し、賃料収入や売買益を投資家に分配する金融商品です。

 

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国債・現金

国債は、国の社債のことで、日本や米国、ヨーロッパのものが良いかと。国債と現金を合わせて、資産の10〜30%程度持つことがおすすめです。去年のコロナショックのような危機の際に元本が守られる可能性が高いのが特徴です。

 

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コモディティ

コモディティは、金や銀、プラチナなどの貴金属から、亜鉛やアルミニウムなどのベースメタル、原油や天然ガス、トウモロコシや大豆などの農作物、ビットコインも含まれます。これらの商品の一部を資産の20〜40%程度持つことがおすすめです。コモディティは平時には、基本的に価格は安定していますが、危機の際に価値が上がることもあります。ETF*1として市場で売買されていますので、自分のポートフォリオに組み込んで、リスクヘッジしたほうが賢明かと思います。

 

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このように株式だけでなく、国債などの比較的安全資産やコモディティを持つことで、危機の際のリスクを減らせると思います。巷では、バブルと言われており、いつ弾けてもおかしくない状況です。次の暴落に備えて、いろいろと準備しておかなくては。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:ETF:Exchange Traded Fund 上場投資信託。それぞれの指数に連動するように運用されている投資信託の一種。