バフェットはろうです。
超低金利や人口減少などを背景に、銀行は利益が減り改革を迫られています。最近だと、紙の通帳の発行を有料にしたり、預金口座の維持に手数料をかけるなど、生き残りに必死です。預金者のシェアの奪い合いのため、三菱UFJ銀行は共通ポイントを導入してきましたので共有していこうと思います。
共通ポイント導入
メガバンクで初めて、共通ポイントの導入を決めたのが三菱UFJ銀行。2021年6月から、同行のスーパー普通預金に「Pontaポイント」を導入すると発表があり、話題を呼んでいます。
銀行の利用でPontaが貯まる
2021年6月以降、現在の優遇制度は廃止され、その代わりにPontaが貯まる仕組みになります。具体的には下記の通りです。
- 三菱UFJダイレクトへのログイン:5ポイント/月
- 光熱費などの口座振替:10ポイント/月
- 投信つみたて1万円以上ごと:30ポイント/月
- 運用商品(外貨、投資信託など)残高50万円以上:50ポイント/月
一律の優遇制度も導入
ポイントサービスの導入にともなって、6月以降は手数料の優遇条件も変わる予定です。具体的には下記の通りです。
給与・年金受け取り(10万円以上/回)
- 提携コンビニATM:2回まで手数料無料
- 他行宛て振込:3回まで手数料無料
Eco通帳の利用
- 提携コンビニATM:1回まで手数料無料
- 他行宛て振込:1回まで手数料無料
今後のゆくえ
これまで、メガバンクの一角である三井住友銀行は、利用状況に応じて三井住友グループの「Vポイント」が貯まるサービスを提供していましたが、多くのお店などで使える「共通ポイント」を導入するのは今回の三菱UFJ銀行が初めてとのこと。最近だと、楽天やソフトバンクなどが、共通ポイントを核にしてさまざまなサービスを展開して「経済圏」と呼ばれるユーザーの囲い込み施策に積極的です。PontaとUFJのコラボを皮切りに、他の経済圏でも同じような動きが広がっていき、ユーザーにとって優良な施策が拡大していけばなあと思っています。
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