バフェットはろう(@buffett_hello)です。
皆さんは、どのような資産形成をしていますか。はたまた、まだ始めていないという人もいるかと思います。私たち日本人は、投資について勉強する機会はほぼありませんでした。そこで、今回は投資の勉強の必要性や基本知識、おすすめの投資方法について共有していきます。
投資の勉強の必要性
2022年度から高校の家庭科の中で投資をはじめとした、将来に備えた資産形成のための金融教育がスタートすることが決まりました。これは少子高齢化社会を迎え、不足する社会保障費の補てんを自分自身で行ってもらうことが日本政府の狙いです。「無知は損」という状況が今以上に拡大することが想定されるということです。
アメリカは州ごとの教育プログラムで、収入・マネー管理・支出とクレジット・貯蓄と投資の4項目に関して学ぶべき内容が網羅されています。収入、支出だけではなく税金や社会保障制度、投資など社会生活を送るうえで欠かせない内容です。金融資産に占める株式や投資信託の割合が日本よりも多いことは、そういう背景が影響していると考えています。
投資の勉強は何から始めるのが良いか
投資の基本知識
投資にはリスクがある
投資は預貯金と違い、元本保証はありません。株式でいえば投資先の企業が倒産すれば資産価値はゼロとなり、株券は紙くずと化します。取引方法によっては負債を抱えることもあります。例えば、投資が初めての人は、自由に使える資金の20%程度の資金でスタートすることをおすすめします。20%程度であれば生活への影響も比較的少なく、勉強代としても許容範囲ではないでしょうか。
投資は時間がかかる
今日投資をして、明日儲かるというものではありません。
投資は資産価値が上下する
マーケットの状況で資産価値が上下します。一喜一憂する必要はありません。
投資はマネーゲームではない
スマホのゲームで熱くなりやすい人は要注意です。淡々と続けましょう。
投資の王道は長期・分散・積み立て
短期で大儲けできる方法があれば世間は大金持ちだらけですが、残念ながらそんなに甘くはありません。短期間で利益を得ようとすることは投資のリスクを高めます。個人投資家にとって王道の投資方法は「長期間保有で、一点集中ではなく投資先を分散すること、投資のタイミングを分散=積み立てすること」です。この3つでリターンを得やすくなります。
投資初心者におすすめの投資方法
ずばり、おすすめの投資方法はつみたてNISAの活用です。ネット証券であれば100円から投資が可能です。手順は、以下の通りです。
- ネット証券につみたてNISAの口座開設をする
- 自分で積み立てしたい金額を決める
- 商品を選んで積み立てを開始する
つみたてNISAは、年間40万円、毎月の積み立て上限は3万3,333円なので、初めてであれば3,000~5,000円ぐらいからスタートでも十分。どの商品を購入したら良いか迷ったときは、信託報酬の手数料が安いインデックス型の投資信託を選んで、積み立てのが良いでしょう。
まとめ
高校生への金融教育がいよいよスタートします。どのような内容・方法で行うかの詳細は不明ですが、始まることは良いことです。投資だけではなく社会保障制度や税金などお金にまつわる知識を得て、将来賢くやりくりしてくれることを願います。参考になる書籍を下記に並べておきます。この機会に大人も負けずに始めてみてはいかがでしょうか。
参考書籍
最後までご覧いただきありがとうございます。