バフェットはろうです。
今回は、お金持ちはなぜ健康を大事にするのか、健康投資の価値について共有していきます。
お金持ちはなぜ健康を大事にするのか
ビジネスにおいても投資においても、最大限のパフォーマンスを発揮するには、健康でいることが不可欠です。そのため、一般的に所得が高い世帯の方が所得の低い世帯より、健康を重視し、健康にお金をかける傾向があります。病気になる前に予防にお金をかけるなんてと考える人もいるかと思います。しかし、目先の利益を優先して健康投資を怠った場合、結果的に病気を発症して治療に高額な医療費がかかってしまうことも少なくありません。病気に対する治療ではなく、予防に対して投資する、お金をかけるのがお金持ちの発想だと思います。
所得と健康の密接な関係
近年、世帯ごとの経済状況の違いが健康格差を生んでいるという指摘があり、社会的に問題視されています。厚生労働省の報告によると、世帯収入が低い世帯では、世帯収入が高い世帯と比較して、習慣的な朝食欠食割合や運動習慣のない人の割合が高いことがわかりました。また、世帯収入200万円未満の世帯では、世帯収入600万円以上の世帯と比べて、男女とも肥満どと健康診断の未受診率が高いという結果も報告されています。このように、所得と健康には密接な関係があり、健康格差が生じているのです。
健康リスクの資産価値
公益社団法人全日本病院協会「医療費(重症度別)2020年」による、1年間に集計された疾患別入院医療費の平均値と自己負担額の概算を下記に示します。
(左:1入院あたりの平均医療費、右:自己負担額の概算)
- 胃がん 953,595円 286,079円
- 急性心筋梗塞 1,775,492円 532,648円
- 脳梗塞 1,597,077円 479,123円
- 脳出血 2,252,783円 675,835円
- 糖尿病 653,191円 195,957円
上記の通り、万が一病気を発症した場合、1入院あたりの自己負担額は20〜60万円以上にものぼります。そのため、突然の医療費請求は家計に大きな負担としてのしかかります。また、休業を余儀なくされると、収入減という事態にもなりかねません。
ですから、資産を金融商品ばかりに投資せず、健康投資も含めバランスのいい投資先選定が大切だと思います。
健康投資の価値を知り、将来に備える
健康診断の重要性が指摘されています。定期的な診断や検査は、健康の異変を早期に発見でき、病気を未然に防げる可能性が高まります。そのため、会社の健康診断にとどまらず、さらに詳細な健診を自ら進んで受ける人も増えています。
我が家では、会社の健康診断はもちろん受けており、さらに家族全員、積極的に予防歯科を実践しています。消化機能の入口としていつまでも自分の歯でよく噛んで食事をすることが健康でいる第一歩と考えています。普段の歯磨きはもちろん、半年に一度、歯医者でちゃんと磨けているかチェック受けています。おかげさまで、子供たちは虫歯ゼロ。
健康投資は、予測できる範囲内の金銭的負担で病気のリスクを大きく減らせる、費用対効果の高い投資です。早いうちから健康に対して適切な投資を始めてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。